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2018.11.30
自動車任意保険に加入しないで事故を起こしてしまうと、高額な損害賠償金を請求される可能性があります。
自賠責保険では3,000万円まで補償されますが、カバーしきれない部分は出費となってしまいます。
また、示談交渉では相手方から高い金額を請求されるケースも。そんなときに弁護士がいれば、不当な請求額を回避し、妥当な額におさめられます。
混乱しがちな事故後の強い味方となるでしょう。
自賠責保険にはもちろん入っているけれど、自動車任意保険は手を広げるほど保険料が高くなっていくので、加入していない方もいらっしゃるはず。
でも、「任意保険に未加入だと、もし事故を起こしたらどうなるんだろう…」と思ったことはありませんか?
今回は、そんな疑問にお答えします!
自賠責保険は強制加入ですが、相手の車や物、加入者に関する項目は補償対象に入っていません。
ですので、任意保険に加入しないで交通事故を起こした場合、自賠責保険の補償額を上回った分はすべて「出費」となってしまいます!
たとえば、任意保険に加入しないまま子どもを死なせてしまった場合、その両親が5,000万円の損害賠償を請求したとします。
自賠責保険では死亡による損害は最高3,000万円まで支払われますが、あとの2,000万円は自費となってしまうのです。
また、事故のときに乗っていたマイカーを修理する場合も、すべて自己負担となってしまいます。
対人賠償保険や車両保険といった任意保険に入ってさえいれば、この2,000万円とマイカーの修理代は補償されるにもかかわらず、です。
損害賠償にはなんと20を超える出費の項目があります!
治療費、休業損害、修理費、将来雑費、逸失費…など、一部聞き慣れないような項目もありますよね。
交通事故が起こったときには、20以上の項目から当てはまるものをすべて選択し、被害の程度をベースにした適正な金額を出す必要もあります。
各項目内容に相当詳しくない限り、一人で対応するのはかなり難しいでしょう。
相手方と示談交渉をするとき、しばしば見合う額よりも高い金額を提示されてしまうことがあります。
事故直後で混乱しているなか、相手から要求された金額が妥当なのかわからないまま首を縦に振ってしまう、なんてことは避けたいですよね。
そんなときは、弁護士に頼りましょう。
弁護士がいれば、自分の代わりに相手方と示談交渉をしてもらえます。相手方は弁護士がいることによって、「見合わない金額」を請求しても見抜かれるとわかっています。
ですので、請求額の減額が期待できるでしょう。
交通事故を起こしてブルーになっているときには、味方になってくれる弁護士の存在を心強く感じるはずです。
もし、事故を起こしてしまって交渉をするときには、弁護士の力を借りて、自分にかかる負担を減らしましょう!